盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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ZEH普及が進まない本当の理由とは?

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ。またすぐお天気崩れそうな感じですね~。

「ZEH(ゼロエネルギー住宅)の家に興味あるんですけど、

あっとさんってZEHビルダーなんですよね?」

とご質問される事がたまにあるんですけども。

 

「そうですよ~。・・・・・一応(汗)」

とちょっと困りながらお答えしてます汗

 

正直「まだ」ZEH住宅の条件がですね、

お施主さんが本当に得するのかが

なかなかファジーでして汗

 

「まあ・・一応やってます」

みたいな返ししかできないんですよ。

 

これはなぜか?といいますと。

 

やっぱり「創エネ設備を入れるのが必須」という条件ですね。

 

いわゆる「太陽光発電等を設置すること」

という話なんですけども・・・。

 

太陽光発電は安くなったと言えどもですね、

やっぱり設備設置代として200万ぐらいは見ておく必要があります。

 

軒並み売電価格が下がってきている現在の状況ですと

設置費用をペイできるかどうかは難しいと言えますね。

 

(じゃあ売電は期待しないで自分の家で電気使えばいいじゃん)

とのご意見もありますけども。

 

発電するのは日中ですからね~・・・

 

一番使いたい「夜」には発電してないのでですね汗

 

蓄電地を導入しないと非効率なんですよ。

 

・・・う~ん難しい。

 

もし太陽光設置の200万を他に、

例えばサッシや断熱に回せるなら

明らかにそちらのほうが省エネじゃないかなと。

 

・・・ZEHビルダーらしからぬ発言ですけどね汗

 

これはしょうがない事かなと。

 

私がもし仮にとりつくろってZEHを推したとしても

賢いユーザーさんには見抜かれてしまうんですよ汗

 

なので正直ここが今のZEHの課題・ハードルだと感じてます。

 

少しずつZEHの基準を緩くしてるみたいでして、

例えば多雪区域は太陽光なしでもOKとしてみたり

(ZEH Orientedなど)いろいろ政策は出てきてますけどもね。

 

まだまだ地域条件は厳しいと言わざるを得ないかなと。

 

いやはや、なんでそこまでして

「太陽光ありき」なんですかね~?

 

やりづらいな~と思うのですが

私としてもやっぱりお施主さんには

損してほしくないのでですね。

 

やっぱりなんやかんやで

コストパフォーマンスが一番良い建て方は

「気密・断熱・計画換気」この基本をしっかり押さえる事です。

気密・断熱・計画換気

 

う~ん。

 

もう少しZEH基準は見直してほしいなと思う次第ですね。

 

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