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回遊動線と行き止まりの使い方について

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ。冬がもうそこまで来てますね〜。

間取りプランを考えていく際にですね、

なるべく行き止まり空間ができないように

グルグル回れる「回遊動線」を意識したプランにするケースが多いんですけども。

 

ただですね、その場合のデメリットとして

「壁が少なくなる」という側面があるんですよね。

 

一見すると壁が少ないという事は「広い大空間」を作れて

解放感があっていいような気がしますが。

 

いかんせん「収納力」が落ちてしまうんですよ。

 

なんとなく「収納力」と言いますと単純に

「床面積のスペース」に目が行きがちですけどもね。

 

建築コストが高騰している昨今、

収納の為に床面積を増やすのはあまりオススメしません汗

 

もし仮に畳2枚分の収納スペースを増やしたいとなれば・・・

あっという間に70万円とか80万円のコストアップになってしまうのが現状です。

 

(収納のために70万、80万もかけるのか?)と考えると

(それだけかけても収納したい物ってなんだろう?汗)

みたいな具合でですね。

 

「収納する物」自体に見直しがかかるきっかけにもなりそうですけどもね。

 

・・・話を戻しまして笑

 

コストをかけずに収納力を上げるには「床面積」よりも

「壁面積」の有効活用がキモになってきます。

床の面積を広げずに収納スペースを倍にする方法とは

 

壁は上から下まででだいたい2,4m程の高さがあります。

 

仮にこの2,4mの空間に棚を上から下まで設置しますと・・・

かなりの収納力が確保できるんですね。

 

そう考えますとですね、

収納スペースの為に70万、80万もかけて床面積を広げるより

壁を一枚立ててしまった方が何十倍も安上がりなんですよね。

 

という事で実は「壁」というのは

かなりのポテンシャルを秘めております。

 

ただですね、冒頭でお伝えしたように間取りプランで

「回遊動線」を重視していくと必然的に壁が少なくなっていきます。

 

ですのでよくよく考える必要があるのは

「ここは通り抜けできた方が良いか?」

「あえて行き止まりでも良いのかな?」

といったような、もう一段階踏み込んだ間取りの検討ですね。

 

自分が平面図に降り立ってグルグル歩いてみるイメージで

じっくりご検討いただければ間取りプランの満足度も上がってくるかなと思いますね。

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