盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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玄関ホールの考え方

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ。天気予報では雪マークがついてますがこのまま晴れててほしいですね~。

限られた予算の中でいかに快適空間をつくっていくか?

 

ここは「じっくりと間取プランニングを詰めていきましょう」

というお話になりますけどもね。

 

まずポイントとしては

「居住空間じゃないスペースをどう縮小していくか」

ここがかなり肝(キモ)です。

 

居住空間じゃないスペースと言いますと

玄関、玄関ホール、浴室、トイレ、収納スペース・・・etc

 

いろいろありますね。

 

この中で優先順位が低い空間といいますと。

 

そうですね。

 

消去法でいくと「玄関ホール」になってきます。

 

・・・ここは人それぞれで考え方の問題になりそうですけどもね(笑)

 

廊下のない家」仕様でいくと真っ先にメスが入るのは

「玄関ホール」になります。

 

実際のところ玄関ホールの役割って

今と昔ではかなり変わってきてまして。

 

一昔前ですと

「廊下で部屋を仕切ってなるべく局所暖房しましょう」

という考え方だったので。

 

玄関に入ったらまず玄関ホールがドン!とあって

廊下、階段がある間取が一般的だったんですよね。

 

玄関ホールを大きくするのが

ある意味ステータス的な考え方があってですね、

「来客時の応接空間」として使うのがスタンダードだったんですよね。

 

では今はどうか?といいますと。

 

だいぶ生活スタイルが変わってきましたね。

 

これはおそらくインターホンの発達にも絡んでくると思いますけども。

 

昔はとりあえず見ず知らずの来訪者も

玄関ホールまで通してそこで応対する、という感覚でしたが。

 

今はあまり知らない人は「インターホン越しで要件終了」

みたいな流れになってきました。

 

良いんだか悪いんだか(笑)

 

家に上げる人を選ぶ時代になったのかな~?

なんて思いますけどもね。

 

ある程度濃い関係になってないと

玄関すら入れない時代になったのかなと。

 

・・・なんか話が脱線していきそうなので元に戻しますが(笑)

 

ひとまず今の「全館暖房可能な家づくり」の考え方でいくと

「玄関ホール」の役割が薄いのは事実です。

 

むしろ「無くても成立する」というと極論的になっちゃいますけどもね。

 

しょうじき玄関ドアの断熱力がかなり高くなってますから。

 

「玄関入っていきなりリビング」という大胆な間取りも

充分成立しちゃうんですよね。

 

これはS様邸のケースですが。

施工事例(復刻版2)

 

玄関を思い切って土間スペースにする事で

玄関ホールなしでも充分違和感なく成立しています。

 

なのでですね

この「玄関ホール」問題

どう小さくプランしていくか?

 

もちろんご予算が潤沢で

どのスペースも広くプランニングできるなら

話は別ですけどもね。

 

やはり予算には限りがあります。

 

そのなかでどの空間を優先してどの空間を妥協するか。

 

ここはシビアに考えていくべきなのかなと。

 

その時ですね、意外に難しいのが「玄関」自体の大きさなんですよ。

 

ようするに靴を脱ぐスペースですね。

 

ここを狭くするとやっぱり窮屈に感じますし。

 

なのでおススメはやっぱり「土間スペース」ですかね。

 

玄関ホールは極力小さくして

靴を脱ぐスペースや下駄箱スペースとして

「土間空間」を大きく取る。

 

まあここは一緒にプランニングしながら

詰めていければ良いのかなと思いますけどもね。

 

家づくりは取捨選択の連続ですから。

 

上手に優先順位を決めていきましょう~。

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