盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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大工さんの腕の差が出るポイントとは

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ・・・のち雨でしたね~。今は晴れてますけど(笑)

 

いやはや、今のプレカット(木材をカッティングする技術)は

どんどんレベルアップしてきてまして。

 

大工さん達は

「ほとんど刻み(きざみ)をしなくてよくなった~♪」

と喜んでおります(笑)

 

昔は現場に搬入される木材は加工も荒かったりして

大工さんが現場で接合部が合うようにですね、

「墨付け(目印つけ)」をして「刻み(カッティング)」していたんですね。

 

これらの技術がないと大工さんになれない時代もあったワケでして、

ひとつの大工さんの腕が分かる指標だったんですよ。

 

宮さん(動画に出てるよく喋る棟梁笑)は

「刻まなね~仕事は建て方じゃね~」って吉田君に言われた~

と動画で喋ってますが。

 

吉田君って誰だか分かりませんけども(笑)

 

お弟子さんの上野さん(赤い人)は間髪入れずに

「大丈夫!(隠れたら)わかんね~から!」と

ちょっとアウトラインぎりぎりの発言をしております(笑)

 

実際の話どうか?といいますと。

 

墨付けをして刻む時代はやっぱり品質に

バラつきが出ていたのは事実です。

 

それを良しとするかは人それぞれですけどもね。

 

やっぱり手で刻む工程が多いのは

「時間のロス」が大きいんですよね。

 

そう考えると、もはや刻みの部分で

腕を競う時代ではないのが現実なのかなと。

 

ちょっと寂しいですけどもね。

 

(じゃあどの大工さんに頼んでも家の品質は一緒なの?)

と言いますと。

 

これが不思議と「全然違う」んですよ。

 

それは気密性能に対する意識の差です。

気密は命。

 

同じプレカット材で同じ家を建てても

気密測定をすれば差が一目瞭然なんですね。

 

高気密を意識している大工さんは

現場管理の目の行き届かせ方がハンパないです。

 

たとえば「電気配線の穴」。

 

これが電線がちょっとでも動けば「隙間がある」と判断して

ビチビチと隙間を埋めて行きます。

 

その徹底ぶりが凄いんですよね。

 

当社の場合、新築に関しては必ず全棟「気密測定」を行いますから、

「良い数値を出そう」と大工さん達は頑張ってくれるんですね。

 

今の時代はここが大工さんの腕の差になって

出てきているなと感じております。

 

ただ、大工さんがそれだけ頑張って

隙間をなくす工夫をして建てた後にですね、

無情にも「計画換気の穴」を開けるんですけども。

空気をコントロールするということ

 

その時に棟梁からいつも

「なんで一生懸命隙間埋めたのにドッツリ穴開けるのよw」

と呆れられるのが定番となっております(笑)

 

 

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