盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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大工時代のよもやま話(5)

へっぴり腰から一夜で達人に大変身。

あるとき大先輩の 「よもやま話」 から。(ものすごく昔に感じるけど、今から40年前の話です)。

その先輩は若いころ戦闘機の0戦に乗っていたそうです戦闘機操縦の時、地面がはるか下、自分が高いところを飛んでいる思っていたときは、操縦も思った通りいかないし、酔ってしまう。

自分のケツの下が地面だと思った時から、宙返りしようが ロールしようが 急降下しようが ちっとも酔わなくなった。という話に聞き入っていました。

私は大工に入って、新米の時代、上棟の時、1階の桁(柱の上に乗る横の材料)の上を歩くのが、怖くて怖くてすぐ地面に落ちるんではないかと、恐怖心いっぱいなのです。へっぴり腰で、先輩から怒られ怒られ、いくら怒られてもどうしようにもならないんです。

でも、前の日の夜 聞いたことを頭に描き、俺の地面は足のすぐ下にある。俺は、オキアガリコボシで少々のことでは平気だ。とイメージしました。すると、どうでしょう いままでヤモリのようにしか、はいつくばってしか前に行けないのが、ベテラン大工のように立って前にスイスイと歩ける。そして俺は大丈夫なのだという「念じ」で、本当に人が変わったのです。材料を持って2階の桁の上でも スイスイ歩ける。なんと気持ちの良いことか。気持ちの持ち方、イメージトレーニングでこんなにも変化できる自分を、驚愕したものです。

そして今現在は、こんな私でも社長になっています。これも私が小さい時から父がお前は戸塚哲夫で運が良いのだ。必ず人の上に立つといわれ、そうかな~とボヤーと考えていました。自己暗示ですね。今、いい社員さんが回りに居て、素晴らしいお客様がいて、いい業者さんに恵まれ、すばらしいアドバイサーに恵まれ。会社運営をしています。本当にありがたいことです。やはりどう考え、どう思うかが一地番大事。自分の一生涯はそれで決まることだと考えています。

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