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団信の特約はつけるべき?団信特約のメリットデメリットについて

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ。気持ちのいい天気ですね~。

住宅ローンを組む際に比較検討するべきポイントはいろいろあるのですが。

 

その中でもけっこう見落としがちといいますか、

スルーしちゃいがちなポイントとして「団信」というものがあります。

 

正式名称は「団体信用生命保険」といいまして、

住宅ローンを組む際に必ず加入するのが条件になっております。

 

どんな物なのか?をざっくりと説明しますと

「ローン返済中、契約者に万が一の事があったら

ローン残高チャラにします」という、

 

・・・すいませんざっくりしすぎましたね汗

 

「もし債務者に万が一がありましたら借入残高をゼロにして家族の住居を確保する」

という「家族の生活を守るための保険」という感じです。

 

ただですね、この「万が一」というのがなかなか曲者でして汗

 

順を追って解説しますね。

 

一般的な団信は「死亡」か「高度障害」が条件

特に条件を定めない場合は基本的にこの「一般団信」に加入する形になります。

 

ただこの一般団信ですが、債務ゼロになる条件が結構厳しめでして。

 

「死亡」するか「高度障害」を負うかでしか債務はチャラにはなりません。

 

例えばけっこうな入院が必要な病気になり、

働くのが厳しい状態になってしまったとしても

債務はゼロにはなりません汗

 

もし仮に重度のガンになっても「死亡」でも「高度障害」でもないため

住宅ローンはゼロにはならないので注意が必要ですね。

 

そのかわり一番リーズナブルといいますか、

住宅ローンを組んだ際に基本装備としてついてくるのでお財布には優しいプランではありますね。

 

団信の「特約」について考えてみる

そこでちょっと考えてみたいのは団信の「特約」です。

 

いわゆる「死亡」や「高度障害」よりも軽い症状でも

債務ゼロにもっていけないか?というお話ですね。

 

 

代表的なものとして「がん特約」というものがありまして。

 

これは「もし仮にガンになってしまった場合債務がゼロになる」という商品です。

 

商品によってはガンのステージ1の軽いガン・・・といったら失礼ですけども汗

症状が軽い状態でも使えるのは安心されるケースが多いですね。

 

次に有名なのは「3大疾病」「8大疾病」ですね。

3大疾病とはガン、心疾患、脳血管疾患

8大疾病とは上の3つにプラスして高血圧疾患、糖尿病、腎疾患、肝疾患、慢性膵炎

・・・書いてて気が重くなってきましたが(笑)

 

8大疾病までつければかなり債務ゼロになるハードルは低いです。

 

今の時代2人に1人はガンになると言われてますからね汗

 

これらの病気はけっして他人事ではないので。

特約で損しないようにじっくりと検討する価値はあるかなと思います。

 

特約のデメリットについて

(債務ゼロになるハードルが低い8大疾病が一番良いんじゃないか)

というとやっぱりそういうワケでもなくですね。

 

やっぱり良い特約ほどコストは高くつく訳です。

 

一般的にはがん団信を選ぶとプラスで返済利息0.1%、

3大疾病で+0.2%、8大疾病で+0.3%と利息ベースで上がっていきます。

 

今の利息に0.3%アップと言ってもピンとこないかもしれませんが。

 

ざっくりですけども4,000万円の毎月5,000円~6,000円ぐらい支払金額が増えてしまうんですね。

 

年間だと60,000円~70,000円の差になってきますから汗

 

35年だとかなりの差額になってくるワケです。

 

しかも団信の契約は途中でやめる事ができません。

 

例えばですね、意外に健康で(意外にっておかしな話ですが汗)

 

途中で団信必要ないなと感じても解約する事は出来ないので注意が必要です。

 

支払バランスと健康リスクを考えてベストな選択を

 

やっぱりですね、

大事なのは「35年、団信に頼らなくてもしっかりローンを払っていけるか」ですね。

 

団信はあくまで「万が一のための保険」です。

 

まあ基本は健康が一番という事ですけどもね。

 

もし万が一があった時の対策にいくら払えるか?

 

ここはやっぱりライフプランニングをしっかりしながら

安心のポイントを見極めていくのが一番かなと思います~。

 

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