盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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家は20代のうちに建てるべき?

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日はくもり。一気に寒くなってきましたね~。

「20代のうちに家を建てないとローンが大変と聞いたので焦ってます」

こういう心持ちで動いてらっしゃる若いお客さんが増えているのでしょうか。

 

そのようにメーカーさんに言われたのでしょうかね?

 

「そんなに焦らなくても~」と個人的には思うんですけどもね。

 

今は住宅ローンは35年、

長いものだと40年ローンというものも

定着してきましたね。

 

「住宅ローンは長い期間をかけて返すもの」

というのが今の常識というか一般的な感覚なんですよね。

 

ただですね、気をつけたいポイントとして住宅ローンは

「元利均等払い」という仕組みが基本という部分です。

 

元利均等払いの場合は月々の返済額が一定なので

支払計画が立てやすいのがメリットではありますが。

 

「借入金がなかなか減らない」という側面も持ってるんですよ。

 

・・・どういう事?って感じですよね(笑)

 

元利均等のシステムとして最初のうちは

「ほぼ利息をメイン」に支払う形になるんですよね。

 

例えば月々8万のローン支払いをしたとしまして・・

 

最初のうちの8万円の内訳は

「元本1万:利息7万」だったりします(!)

 

これが支払が終わるころ、つまり34年後とかの段階になると、

 

8万円の内訳は「元本7万:利息1万」

みたいな状況になるんですね。

 

ここを知っておかないと

「35年(40年)ローンは承知で借りたんですけど

何となく元金減らないよな~・・・」

みたいな。

 

ちょっと気が遠くなってくるんですよね。

 

なので20代で住宅ローンを組んだ場合

「とにかく長くローンを組める!」

と思って40年ローンなんかを組んでしまうと

支払利息でけっこう損した気分にさせられます。

 

ではどうすればいいの?

というお話ですけどもね。

 

一番賢いやり方としましては、

「繰り上げ返済」を視野に入れて計画するのがいいのかなと。

繰り上げ返済を明確にしておくメリットは?

 

20代のうちに住宅ローンをご検討される場合は

かなり時間に猶予があると思うのでですね。

 

「繰り上げ返済」の時期もある程度計画することで

利息支払いを抑える事ができるワケですね。

 

それと同時に・・・まあここも考え方ですけども。

 

20代のうちは収入もある程度限られてますから、

どうしても「借入れ総額を増やせない」というデメリットもあります。

 

まあこれをデメリットと捉えるかメリットと捉えるか、

そこら辺は人それぞれかもですけどもね。

 

どうしても

「建てられる家のレベルに限度が出てしまう」

というリスクですね。

 

「なんとなくローコスト住宅でガマンしてしまって

40年間寒い家のローン支払いをする」

これはちょっとキツイですよね。

 

「30代になって収入が増えていれば

もしかしたら高性能住宅を建てれたかもしれない・・・」

 

家は建てて暮らし始めてからでしか

成功したか失敗したかの判断ができません。

 

急いで20代のうちにご決断をするのも

一つの人生計画ですけどもね。

 

なるべく後悔はしないように視野は広げておく事をおススメしますよ~。

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