こんにちは昌博です。
年々「自分の家がほしいな~」と考える事が多くなりました。
そんな中「家を買う理由ランキング」というものを見て、世間の人達の意見を垣間見ました。
家を買う理由(全国20代~50代調べ)
1,賃貸では家賃がもったいないと思った(57,8%)
2,家が狭くなった(27,1%)
3,子どもができる(できた18,1%)
全国平均でみると大抵の方が「今の家賃がもったいない!」「今の家じゃ狭い!」という理由で家を買う選択をされるようです。
正直私も「将来自分のものになる訳でもないのに、家賃を払い続けるのはもったいないな」と思っているから「自分の家がほしいな」と思っています。
それと同時に、今現状(家賃もったいない!狭い!)から抜け出すのが「目的」「優先順位」となって考えているので、けっこう無意識に「家の住み心地や性能は二の次」で考えてしまいがちかもしれません。
私もつい「安いにこした事はないなぁ」と思ってしまいます。(笑)
よく見学会などでいらっしゃる方が「今の私の家さむいのよね~。」「結露起きてダメだじゃ。」といった、建てた後の住み心地の問題を相談されるケースが多々ありまして…。
この問題(住み心地の満足感)というのは、実際に建てて住んでみないとわからない問題でもあります。
そういう側面もありまして、「そういう失敗はしてほしくない!」と私達住宅会社の人間としては、「断熱性能」や「気密性能」など、住み心地を満足するために必要な話(お客様としてはつまらないかもしれない話)を熱心にしてしまうのですが…。
「そんなのどこも一緒でしょ~」「そんな事より金額は?」となってしまうケースも多いような気がします。
私達はいつも「もっとわかりやすく、伝え方を工夫しなければ!」と頑張るのですが、空まわりしてしまっているのかもしれません。
建てた後の住み心地を測る基準が見えづらいのが問題のひとつだとは思いますが…。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、いざ自分の事となると、ついわからなくなってしまうような気がしています。
まだまだ私自身勉強不足ですが、少しでも皆さまのお役に立てるように、情報発信をしていきたいと考えています。
将来の住み心地の方まで意識して家づくりを考えると「こんなはずじゃなかった~!」は少なくなるのかもしれません。